「ドミニオンって聞いたことあるけど、やったことないな」
「ドミニオンで強くなるには、どうすればよいのだろう?」
今回は、ドミニオン初心者の方のために、同じくドミニオン初心者である筆者が、改めてルール等についてまとめました!
「ドミニオンのルール、忘れちゃった!」
「ドミニオンの凄さを知りたい!」
という方は、ぜひ読んでみてください!
※なお、この記事は第3回ドミニオンGPベスト4である、ひらきしさん監修のもと、作成しています。ひらきしさん、ありがとうございます!(*´ω`)
そもそも、ドミニオンってどんなゲーム?
ドミニオンについて、歴史的な部分と、大まかなルールの部分について話していきます。
ドミニオンの概要
ドミニオンの詳しいデータについて、表にまとめてみました。
販売国 | アメリカ |
販売会社 | リオグランデゲームズ |
デザイナー | ドナルド・X・ヴァッカリーノ |
販売年 | 2008年 |
日本での販売年 | 2009年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
準備時間 | 5~10分 |
プレイ時間 | 30分程度 |
(引用元:ウィキペディア)
輝かしいゲーム大賞を受賞している
ドミニオンはとても人気が高く、9つの輝かしい賞を受賞しています。
ドミニオン 9つの受賞
- アラカルト・カードゲーム賞 (Fairplay:À la carte Preis 2009) 1位
- ドイツゲーム大賞2009 (Deutsche Spiele Preis 2009) 大賞
- ドイツ年間ゲーム大賞 (Spiel des Jahres 2009) 大賞
- ダイアナ・ジョーンズ賞2009 (Diana Jones Award) 受賞
- J.U.G賞(JogoEu User’s Game/ポルトガル)受賞
- オーストリアゲーム賞2009 (Spiel der Spiele) フレンドゲーム部門賞
- 第35回オリジンズ・ゲームフェア (Origins Game Fair) 年間最優秀カードゲーム賞
- ミープルチョイス賞 (Meeples’ Choice Award) 大賞
- メンサ・セレクト (the Mensa Select winners for 2009) 選出
(引用元:ウィキペディア)
発売から14年たった今でもなお、色あせることなく、多くの人を魅了しています。拡張セットも14弾ほど出ており、まだまだ人気が衰えていません。素晴らしいボードゲームの1つといっても過言ではないでしょう。
ドミニオンは、どんなゲームなの?
ドミニオンのゲーム性を、ざっくり書くとこんな感じです。
ドミニオンの大まかなゲーム性
- 最初はみんな、同じ10枚のデッキからスタート
- コインを払って、新しいカードを購入する
- 勝利ポイントで、勝敗を競う
つぎからは、ゲームの準備や、進め方などについて詳しく書いていきます。
ドミニオンのカードの種類
ドミニオンには、主に4種類のカードが存在します。
財宝カード
カードを購入するときに使うコインの役割を担っています。代表的な財宝カードは3種類あります。
銅貨カード | 1金をゲットする |
銀貨カード | 2金をゲットする |
金貨カード | 3金をゲットする |
勝利点カード
ゲーム終了時に最も多い勝利点を獲得した人が勝利します。基本的に、ゲーム中は意味のないカードです。代表的な勝利点カードは3種類あります。
屋敷 | 1勝利点 |
公領 | 3勝利点 |
属州 | 6勝利点 |
アクションカード
プレイヤーにさまざまな効果を付与するカードです。代表的な効果はこちら。
- カードを引く
- 購入権を増やす
- アクション権を増やす
- 仮想コインを付与する
- 相手の邪魔をする
これら以外にも、さまざまな効果があります。
呪いカード
特定のアクションカードによって入れられるカードです。勝利点が1点マイナスになります。呪いカードは、引いても使えません。つまり、お邪魔なカードです。
ドミニオンのゲーム準備
ここからは、ドミニオンのゲーム準備について話していきます。
カードのセッティング
ドミニオンのカードを、下記のとおり並べていきます。プレイヤーの人数によって枚数が異なります。
2人の場合
財宝カード | 銅貨(1金) | 46枚 |
銀貨(2金) | 40枚 | |
金貨(3金) | 30枚 | |
勝利点 | 屋敷(1勝利点) | 8枚 |
公領(3勝利点) | 8枚 | |
属州(6勝利点) | 8枚 | |
アクションカード | 効果付与 | 10種類、10枚ずつ (勝利点カードの場合8枚) |
呪い | (マイナス1勝利点) | 10枚 |
3人の場合
財宝カード | 銅貨(1金) | 39枚 |
銀貨(2金) | 40枚 | |
金貨(3金) | 30枚 | |
勝利点 | 屋敷(1勝利点) | 12枚 |
公領(3勝利点) | 12枚 | |
属州(6勝利点) | 12枚 | |
アクションカード | 効果付与 | 10種類、10枚ずつ (勝利点カードの場合12枚) |
呪い | (マイナス1勝利点) | 20枚 |
4人の場合
財宝カード | 銅貨(1金) | 32枚 |
銀貨(2金) | 40枚 | |
金貨(3金) | 30枚 | |
勝利点 | 屋敷(1勝利点) | 12枚 |
公領(3勝利点) | 12枚 | |
属州(6勝利点) | 12枚 | |
アクションカード | 効果付与 | 10種類、10枚ずつ (勝利点カードの場合12枚) |
呪い | (マイナス1勝利点) | 30枚 |
山札から5枚のカードを引く
最初のデッキは全員同じで、下記の10枚のカードで構成されています。
銅貨カード(1金) | 7枚 |
屋敷カード(1勝利点) | 3枚 |
最初は、この10枚のデッキから、ランダムに5枚を引いて手札とします。
ドミニオンのルール
ここからは、ドミニオンのルールについて、詳しく話していきます。
手番でやることは3つ
1.アクションフェイズ(アクションカードを使う)
序盤では手元にないため、アクションカードを使うことはありません。
数ターン経過すると、手札にアクションカードが来るようになるので、そのときに初めて使えるようになります。
基本的には、1ターンに1度だけアクションカードを使用できます。
ここで、基本的なアクションカードについて、簡単に触れておきます。
「カードを引く」系 | カードを引くことで、より高コストなカードを買うチャンスを増やす |
「購入回数を増やす」系 | 手番中に1回しか行えない買い物を、さらに行えるようにする |
「アクション回数を増やす」系 | 手番中に1回しか使えないアクションカードを、さらに使えるようにする |
「攻撃」系 | 相手の手札を減らしたり、相手に呪いカードを送りつけたりする |
「防御」系 | 他プレイヤーからの攻撃から身を守る |
2.購入フェイズ(カードを購入する)
自分の手番では、1度だけカードを購入することができます。必要なコインがあれば、先ほど紹介した
- 財宝カード
- アクションカード
- 勝利点カード
これらを購入することができます。
購入するのに必要なコストは、各カードの左下に書かれています。購入するには、各カードのコスト分、コインを支払う必要があります。
例えば、代表的なカードに、「村」があります。「村」の左下には、「3」と書かれています。つまり、手札に3金分のコインがあるなら、3金を支払うことで「村」を購入することができるのです。
購入したカードは、すぐには山札には加わりません。まずは、自分の捨て札にします。
3.クリーンアップフェイズ(手札を捨てて、山札から5枚引く。)
買い物を終えたら、残った手札を全て捨て札にします。手札を捨てたら、山札から新たに5枚、カードを引きます。これで、手番は終了です。
山札がなくなったら、捨て札を新たな山札にする
最初の山札は10枚しかないため、すぐに山札が枯れてしまいます。山札がなくなったら、捨て札を新しい山札にします。
捨て札の中には、先ほど購入したカードが含まれています。そのため、新たな山札は最初より強くなっているはずです。
これらを繰り返していくことで、自分のデッキをドンドン強くしていきましょう。
ゲーム終盤
ゲーム終盤に差し掛かると、高コストのカードを購入することができるようになります。特に下記の2つは、終盤でとても大事になってきます。
金貨 | 6コスト | 3金ゲットする |
属州 | 8コスト | 6勝利点をゲットする |
ドミニオンは、ゲームの性質上、属州をどれだけ購入できたかが重要になります。属州の枚数には気をつけていきましょう。
ゲームの終了
ドミニオンでは、次の2つのうち、どちらかの条件が達成されるとゲームが終了します。
ドミニオンのゲーム終了条件2つ
- 属州カードが全てなくなる
- いずれか3種類のカードがなくなる
得点計算
ゲームが終了したら、自分のデッキ内の勝利点の合計点を計算します。この勝利点が最も高かった人が勝者となります。
まとめ
ドミニオンのルールは、他のゲームと比べてもシンプルなものになっています。しかし、アクションカードが毎回変わるので、ゲームをするたびに、新しい発見をすることができる、奥が深いゲームとなっています。
発売から14年たっている今もなお、色あせないゲームである、ドミニオンをぜひ楽しんでみてくださいね!
なお、
「ドミニオンで、もっと強くなりたい!」
という方のために、「脱初心者」シリーズの記事を執筆しています。今後も更新予定なので、ぜひご確認ください。
また、監修して頂いたひらきしさんにお礼を申し上げます!ひらきしさん、ありがとうございました!(*´ω`)
↓↓ひらきしさんのツイッターはこちら!↓↓
コメント